詩のお部屋
静かな時間
お茶をどうぞ
遠い国から旅をしてきた
珍しいお茶ですよ
ねえ、きれいでしょう
秋の日差しの黄金を
この手で注ぎ入れたように
ああ
散る枯葉それを見るこころ
揺れるこころそれをつつむ枯葉
いま
あなたがそばにいてくれてうれしい
何も話さなくても
ひかり
たとえ今
真っ暗な場所にいると感じていても
こわがらないで
目をとじてごらん
あなたの光が見えるから
鍵
大切なことを忘れているようで
ふと手を止めることがあるなら
思い出す鍵をおしえてあげる
それは
夜空を見上げて
あの星とその星の間に満ちる暗闇が
豊かに無限の星を抱いていると知る知恵
それは
足もとに寄せる波が
高まってくだけて砂におちる瞬間の
やすらぎを感じるこころ
こころの中に流れる音楽を聞いてみて
はるか昔から変わらない音
口ずさむと涙流れるその音を
あなたが今
どんな道を歩いていようとも
一瞬で秘密は解ける
その鍵を使えば
吸う息と吐く息の間の静寂に
秘密を解く鍵は隠されている
Circle
さくらが咲いて
ひまわりが咲いて
秋風がふいて
コスモスが咲く
ゆきが降って
またさくらが咲いて
わたしがいる
変わっていくものと
変わらないもの
どちらも愛おしくて
もしかしたらおなじもの
その優しい輪の真ん中に
わたしはいて
エレガントな風を入れて
ぎゅっとにぎりしめた指をゆるめて
エレガントな風を入れよう
声は歌いたがってる
こころは笑いたがってる
深呼吸して
緑の空気を吸って
明るい色の服を着て
わたしは夢見る
苦しみを知ってるこの指に
奇跡のような何かが
そっと流れこんでくる瞬間を
こころにティアラを
深刻に考えるのはやめて
笑ってしまおう
こころにティアラをつけて生きていこう
どんなときも
そこに残るものは
わたしは
たくさんのわたしでできている
癒しを運ぶわたし
子どもたちを教えるわたし
母としてのわたし
おんなとしてのわたし
日本人としてのわたし
詩を書くわたし
ばらが好きなわたし
お肉を食べないわたし
のんびりやだけどがんばりやなわたし
黒い髪に黒い目
そんな
わたしがわたしだとおもっている全てのわたしを
ひとつひとつ捨てていって
ついに名前や声まで捨てたとき
そこに残るものは何だろう?
Melody ♪
わたしが運んできたものが
あなたの役にたつといいな
わたしがうたう歌を
あなたが気にいってくれるといいな
わたしも
あなたが大切にしているものを
知りたいとおもう
あなたのうたう歌をききたい
あなたのハートの歌をきかせて
とうめいな気持ち
夏はわたしの気持ちを変える
わたしのままでいいという
潔い気持ち
嵐が来ることさえ楽しみな
子どもっぽい冒険心
季節とともに気持ちもめぐる
せみの声を聞きながら
どこまでも緑の道を歩いていこう
そしていつかたどり着く
誰も知らない山奥に
ひっそりと湧く地下水のような
とうめいな気持ち
今日こころのなかで
今日わたしはこころのなかで
遠いあなたに手紙を書いた
天使といっしょにことばをえらんで
虹色の光で封印をした
あなたの胸のかなしみが
わたしの胸に伝わって
なみだがたくさん流れるから
今日わたしはこころのなかで
いつも笑っていようときめた
あなたはわたしで
わたしはあなただから
あなたのなみだを見つめながら
いつも光の中にいようときめた
白い花、空の鳥
「真っ白くて、あなたはきれいね」
道ばたの花に話しかけた
「真っ白くて、あなたもきれいよ」
白い花は答えた
「風に乗って、あなたは自由ね」
空を飛ぶ鳥に話しかけた
「知らないの? きみも自由だよ」と
鳥は笑って ウインクして
はるか彼方の空へ消えていった
陽のひかり
あらゆるところに陽の光はふりそそぐ
海にも公園にも一本の花にも
あらゆるところに陽の光はふりそそぐ
ごみ処理場にも戦場にも今しんだ小鳥にも
陽の光は
射す場所をえらばない
ただやさしく
すべてをつつみこむ
花のトンネル
花のトンネルをくぐりぬけよう
声を出して笑おう
歌いながらスキップしよう
わたしが笑えば
世界も笑う
幸福はつくり出せる
大空に向かって宣言しよう
今日は楽しいことしかやらない日と
あなたの夢に
青い空の夢、見てるの?
いい匂いの草の夢、見てるの?
あなたの夢に入っていきたい
ふわふわの雲の上に
虹いろの谷に
甘い風が吹きわたる
おっぱいの匂いがするふかふかのおなか
やさしいかあさんと
お別れした日のことも思いだす?
今はここがあなたのおうち
わたしたちがかぞく
そっとね
あなたの夢に入っていきたい
四角い空
わたしたちが見ているこの世界が
真実の世界かどうかは
わからない
四角く見えるこの空が
ほんとうはどこまでも
広がっているように
あなたが今日あなただと思っているそのあなたも
真実のあなたかどうかは
わからない
ただ青く見えるこの空が
はるか宇宙まで
つながっているように
愛と光を運んでいこう
暗闇がやってきたときには
あなたが光であることを
思いだしてください
おそれがどんなにあなたを苦しめても
あなたの愛を消すことはできません
暗闇がどんなにあなたをこわがらせても
あなたの光を消すことはできません
つないでいる手のあたたかさ
あなたに微笑みかける清らかな瞳
あなたの上でダンスする初夏の木もれ日
いつも愛と光の側にいてください
いつも愛と光の側にいてください
がんばってるね☆
あなたががんばっていること、
わたしは知っています
もうそれ以上がんばれないくらい
がんばっていることを
悲しみや苦しみをかかえて笑っている
あなたの笑顔は素敵です
あなたの笑顔が
わたしに勇気をくれます
どんなものより
美しいと思うのです
ドアの向こうに
あなたの前にある
そのドアが見えますか?
ドアの向こうには
こことは違う景色がひろがっています
今とは違うあなたが立っています
あなたには
今のままでいるという選択もできるけれど
あなたの中の何かが
あなたを前へと進ませます
いくつものドアをくぐり
自分の本当のすがたを思いだしたその時
あなたは何を見ているでしょうか?
道はまだ続いている
からだはこころのゆりかご
こころはたましいの窓
やっとここまできた
道はまだ続いている
昨日・今日・明日
全部よかったんだと思った時
昨日は愛おしい時間になった
誰かを愛して
今日が完璧な一日になる
ありがとうとつぶやいて
明日の日にきらきらと光が射しはじめる
あなたへの祈り
こころのなかで
金色のひかりがさんさんと
あなたに射しているのを見る
こころのなかで
たくさんのはなびらが
あなたに降りそそいでいるのを見る
こころのなかで
美しい天使たちに
あなたが守られているのを見る
そして手をとって
だいじょうぶよ、という
それから
こどものようにいっしょに笑って
楽しくなったら、それでおわり
それがわたしのあなたへの祈り
秘密
いま何かがゆらめいた
あなたには
花たちの言葉が聞こえる?
薄紫の流線の
あなたには
妖精たちのはねが見える?
薔薇のつぼみのなかに
赤ちゃんの瞳に
誰かが美しい秘密を隠した
あなたは
その秘密を知りたい?
雪のなかで咲こう
sanae
「このことさえなかったら
わたしの人生はもっと楽に幸せになるだろうに・・」
そう思うことを誰もが持っている
でもそのことこそが
わたしたちがこの人生に計画してきた
最大のチャレンジかもしれない
何度でも挑むハードルなら
今回こそみごとにクリアーしてみたい
励まし合える仲間はたくさんいる
そしてなによりあなたもわたしも
これまでの旅のなかで
一番高い場所にいるのだから
あの日の雨に会えるまで
あの日も雨がふっていましたね
絹のように柔らかな雨でした
道端には
新しい緑が生まれていたのに
わたしたちの会話はぎこちなくて
ふたりの言葉はぽつぽつと
地面に落ちていきました
長い指、深い瞳、夕陽のような笑顔
大好きだったけれど
同じ歌はうたえなかった
こんな優しい雨の日には
雨粒といっしょに落ちていった
言の葉たちを思いながら
雨の中を歩きます
あの日の雨に会えるまで
冬の色
冬色の空と
葉を落としたはだかの樹
窓辺にうかびあがる猫の曲線
一枚の静謐な絵のよう
時が止まっています
この時間の中にいさせてください
言葉が消えていきます
過去の記憶たちは毛糸玉のように丸くなって
そこここにころがっています
もう名前も忘れました
わたしは
空で樹で鳥でねこです
神さまの近くにいます
もう少しここにいさせてください
えいえん
四角く切り取られたこの空も
無限の宇宙につながっている
目の前を流れるわずかな時間も
永遠という大きな河の一滴
いま雲はかがやいて
春の陽はゆたかに大地にふりそそいでいる
ふるえながら空を見上げているわたしたちもまた
「永遠」の一員でないはずがない
ろうそくの灯り
胸の中があったかければ
雪の中も
わらって歩ける
吹雪が強く吹きつけても
こころには
たくさんの花が咲いているから
もしも
こころの中まで寒いなら
ハートの中に
あったかいろうそくの明かりを
ともしてみて
知ってる?
それはあなたのかがやき
あなたのあたたかさ
愛を送る、愛を受け取る
seiko
愛を送る、愛を受け取る
どちらも同じだけ美しい
愛を受け取る、愛を送る
どちらもあなたに
おおきなよろこびをくれる
わたしたちがだれなのか
思い出そう
昨日は知らなかった人が
今日はあなたに微笑みかける
昨日はわからなかった問いに
今日は答えが届けられる
すべては愛が使った魔法
すべては愛がもたらした奇跡
愛のなかで
愛のなかで踊ろう
愛のなかで眠ろう
愛のなかで笑おう
みんな愛されている
みんな美しい
この花のように
見つめてみて
「かわいいね」 「きれいだね」
「ピュアだね」 「完璧だね」
「やさしいね」 「賢いね」
外に向かってあなたは言う
あなたが外の世界に見ている
美しいものすばらしいもののすべてが
ほんとうはあなたの中にある
あなたは
全部もっている
ただ気づいていないだけ
外の世界を一生懸命見るように
あなたの中を
その無限の世界を
見つめてみて
あのとき・・・
rin
あのとき
かなしいことがあったから
そのあとで
たくさんのおくりものをうけとった
あのとき
こどくだったから
そのあとで
たくさんのてんしがやってきた
くらいよるを
とおらなければ
ひかりのうつくしさを
しらないままだった
なみだが
やさしさとつよさを
つれてきてくれた
にんげんは忘れる
seiko
にんげんは忘れる
自分が誰だったのか
忘れてしまう
ふるさとがどこだったのか
忘れてしまう
だから空を見上げて
こんなことを思っている
自分が永遠の光なら
どんなによかっただろうと
ふるさとがあの星空なら
どんなによかっただろうと
ちいさいこがやってきた
あったかい
やわらかい
ちいさないのち
おいかけっこする木漏れ日も
いたずらなそよ風も
ゆれるチューリップも
家族の笑いごえ
きもちいいだっこ
冬の朝のきりりとした空気
ふんわり落ち葉のベッドも
みんなみんなきみのもの
この世界へようこそ!
あなたは天使
かなしいとき、
誰かのやさしいことばが勇気をくれる
誰かのあったかい笑顔が元気をくれる
今日あなたは
自分では気づかなかったけれど
どこかの誰かに送られた
天使だったかもしれない
わたしたちはみんな
それとは気づかずに
毎日天使の役目をしている
笑顔で、言葉で、行いで
そして
あなたから出て行った愛は
いつか100倍になって返ってくる
愛
あかちゃんを育てているときは、
外に出ると、あかちゃんばかり目に入った
ぐずってる子がいると あやしにいきたくなった
みんな愛をいっぱいもらって大きくなってほしいと願った
今はおうちに仔猫がいて
世界中の仔猫が気にかかる
飼われてない子たちは、
どこでお水をのんでるんだろう?
こんな寒い夜は、
どこで眠るのだろう?
目の前の誰かを愛することから
愛は類的なものへと広がっていくのかもしれない。
だいじょうぶ
candy
こころがいたいとき、
あなたはどうしてる?
明日が来るのがこわいとき、
あなたはどうしてる?
好きな音楽を聴く?
ともだちにメールする?
元気になるのに
ただ時間が必要だっていう時もある
明るい場所がまぶしすぎるなら、
明りをけして
すこしねむろうよ
なみだが出てきそうなら、
泣いちゃおう
だいじょうぶ
光は
またさすから
笑顔はまたもどってくるから
平和こそ
kuro
平和こそ
最もたいせつなもの
生まれたばかりの真っ白ないのちが
やさしい愛で守られますように
魂の高みをめざしていこうとする人々のこころが
どんな暗闇の中でも
まぶしい光でつつまれていますように
宇宙の流れにのって
CANDY
おおきなおおきな
宇宙の流れにのって
旅をしている
ぼくたち
源流からスタートして
あの広大な海まで
うたいながら
流れていく花
すごいね
すごいゆうきだよ
こころから
みんなのことをじまんにおもうよ
みんな、大好きだよ!
おひさまとおんなじ
gayo
みて、みて
ぼくたちを !
おひさまとおんなじきんいろのパワー
なによりもとくべつで
だれよりもかがやいている
うれしくて
うれしくて
ダンスがとまらない
白のものがたり
赤ちゃんのえくぼ
天使のはね
ふわふわの雲
まだ何も書いてないノート
一番星のひかり
大好きな彼のスマイル
花嫁のベール
香りたつ野薔薇
ふるさとの浜辺でひろった貝がら
夜明けに見たゆめ・・・
青に染まる
秋の空は特別なちからを持っている
すいこまれそうな青を見ていると、
ちっちゃなことはもうどうでもいい
なにかもっと大切なことを忘れているような気がして
思い出そうとするけれど
それは思い出せない
ただ空になる 雲になる
同じ青に染まっていくしあわせ
水の中の青空
itsukick
黙って手をつないで歩いた
君がなにも言わないので
話そうと思っていたたくさんのことが
九月の光の中で迷子になっている
手のひらが汗ばんで
すりむけたこころが見える
あたためてあげたいけど
ぼくになにができるだろう
水のなかで青空がゆれている
うつむいていて歩くきみに
神さまの贈り物だよ
手をつないで
この道をもう少し歩こう
生まれたばかりの雲
生まれたばかりの雲
うれしさでいっぱい
好奇心でいっぱい
希望でいっぱい
まだ何も書かれていない
白いページに
太陽がふりそそいでいる
とびら
あなたの前には
いくつものドアがあり
どのドアを通って行くこともできる
間違った選択はなく
どの扉もホームに続いているけれど
どれを開くべきか
あなたはすでに知っているはず
毎日が奇跡
わたしたちはだれも
見えない世界からのサポートを受けて生きているのだけれど、
気づかないときも多い。
苦しいときは、信じられないこともある。
でもやはりわたしたちはみんな
見えない世界とつながっている。
その力にはひとかけらの悪意もなく
ただ優しく愛に満ちてそこにあり
わたしたちを見守ってくれている。
それをはっきりと意識するようになってから、
毎日奇跡がやってくる。
丘のむこうから
丘のむこうから
大きな風が吹いてきて
わたしに問いかける
あなたはだれ?
どこから来たの?
どこへ行くの?
風に吹かれながら
わたしはかんがえる
わたしはだれ?
どこから来たの?
これからどこへ行くの?
足元の野花がそっとささやく
「あなたは花、あなたは花」
小川の水音が話しかける
「あなたは流れ、あなたは流れ」
丘のむこうから
また大きな風が吹いてきて
わたしの髪を舞い上げた!
そう、わたしは風
長いあいだ忘れていた
光を抱いて吹きわたる
大きな大きな風!
天使の音楽
gayo
白い音符が四つ
天使の音楽を奏でている
いちばん楽しかったときのことを
聞かせて
愛があなたにそっとしのびよって
優しく肩を抱いたときの気持ちを
いちばん悲しかったときのことを
話して
ぜんぶ聞いてあげるよ
あなたはわたしだから
白い音符が四つ
天使の音楽を奏でている
歌いながら帰ろう
gayo
ひとりで歩いても
ふたりで歩いても
みんなで歩いても
楽しい夕暮れの道
歩いて、歩いて
歩き続けたら
いつか家に帰れる
歌いながら帰ろう
この薔薇を
咲いたばかりのこの薔薇を
大好きなあなたにあげましょう
甘い香りは天上のもの
虹からもらったその色は
どんな秀でた画家にもつくれない
朝もやのなかで摘み取った
この黄金の薔薇の気高さを
髪に胸にかざってほしい
あなたが大好きだから
いちばんきれいなものをあなたにあげたい
いちばんきれいなものをあなたにあげたい
自分に還る
本来の自分に還るというのは、どんな感じだろう。
本来の自分自身でいるとき、
あなたはよろこびにあふれ、平和な美しい音楽を聞いている。
本来の自分自身でいるとき、
過去も未来も消えて、
あなたの眩しい光がこの瞬間を完全に満たしているだろう。
花は花のかたち
花は花のかたち
蝶は蝶のかたち
風は行き先をおしえてくれなかった
はちみついろの光がいっぱい
わたしたちはいつまでも
笑いあっていたね
空は空のかたち
雲は雲のかたち
君のまつげにひっかかった光のこどもたち
何も言わなくていいよ
遠いふるさとから流れてくる
甘やかな音楽にゆられて
もう悲しいのかうれしいのか
わからなくなってしまったね
虹をかけよう
真実は虹のようにめったに姿をみせない
だからいつも心の中に虹を抱いていよう
空に虹を架けるのは神さまだけど
わたしのこころに虹を架けることができるのは
わたしだけだから
君が信じれば
若い人は純粋で、総じて生きるのがへただから
とてもたいへんなときがある
若い人は、どしゃぶりの雨の中で
この雨は永遠に続くと思ってしまう
友だちが去っていったとき
その道の先で待っている誰かの笑顔が見えない
おとなであるわたしたちの仕事は
こう言ってあげること
止まない雨はないよ
きっと笑える日が来るよ、信じよう
これからたくさんのプレゼントに出会うだろうと
ほんとだよ、きっとだよ、ぜったいだよ
君が信じればと
愛が最も強い
愛が最も強い
愛は朝一番に教室にさす光
最期の日の病室を照らす夕陽
愛の在りかを問うひとに
言ってあげてほしい
「今あなたのとなりにいるそのひとの瞳を
勇気を出してのぞきこんでごらん」と
愛の意味を問うひとに
おしえてあげてほしい
「今あなたのとなりにいるそのひとの手を
勇気を出して握ってみてごらん」と
見つめあった目の奥の不思議が愛
結び合った手のあたたかさが愛
あなたが太古にサインして忘れた
神聖な契約
この地球で
この地球で、
今日一日一度も笑わなかった人は、何人いるのだろう?
悲しくてつらくて、神をのろってしまった人は、何人いるのだろう?
明日は1人でも多くの人が笑えますように
1人でも多くの人が愛されていると感じられますように
この世界の悲しみや苦しみを数えればきりがない
わたしたちはこの現実の前に
ときに無力ですくんでしまう
でも祈りはきっと届くし
あなたの笑顔と言葉には
太陽と同じくらいのパワーがあるってこと
忘れないでいて
忘れないでいて
ちかごろ不思議なことがある
ちかごろ不思議なことがある
自分の中に深く深く入っていって、
これがわたし
これがわたしと
感じれば感じるほど
自分と他者との境い目が消えていく
自分と自然との
境い目が消えていく
今しあわせでいよう
わたしたちはまじめだから、
ついこんなふうに思ってしまう。
「勉強してもっともっとたくさん身につけなきゃ」
「まわりのひとのためにがんばらなきゃ。」
「努力して今とは違う自分にならなくちゃ。」
でも、「わたしは今のままでじゅうぶん価値があって美しい」
ということを思い出したら、
見える景色が違ってくるかもしれない。
「自分以外のなにものにもなる必要はない」
ということを思い出したら、
かくされた真実を見つけることができるかもしれない。
立ち止まってねころんだり、
ささいなことで大笑いしたり
樹や猫と話したりする時間が愛おしくなって
はるか昔のお友だちに出会うことだってできるだろう。
明日でなく、ずっと先でなく、今幸せでいよう。
声が聞こえるように
雨あがり
草も木も花も
きれいに洗われてかがやいている
こころのくもりも
白いハンカチで
きれいにぬぐいたい
いつも花や木や草や
空や星や愛する人の
声が聞こえるように
なによりも大切な
ハートの声が
聞こえるように